『トップス広島バレーボール学校』の開校式

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2009年5月


開校式・実技指導


5月9日(土)に猫田記念体育館で『トップス広島バレーボール学校』の開校式を開催。今年もJTサンダーズの選手たちが参加しました。
開校式では、JTサンダーズの部長でもある山下仁校長が、「今年は全国大会優勝を目指して頑張ってください」と、Vリーガーを目指す生徒たちを激励。続いて、原秀治ヘッドコーチをはじめとするコーチ陣、JTサンダーズの選手たちが自己紹介を行いました。
そして、出席者全員で記念撮影をした後、いよいよ今年初めての練習がスタート。選手たちは、体力測定係と実技指導係に分かれて、生徒たちをサポートしました。体力測定では、身長・指高・スパイクジャンプ到達点などを計測。新入生にとっては初めての経験となる体力測定ですが、「腕はまっすぐ伸ばして」「この辺りで踏み切って」など、選手たちが分かりやすくアドバイスを送っていました。
体力測定終了後は選手全員が実技指導にあたり、選手それぞれがVリーガー直伝のメニューで丁寧に指導。


自ら見本をみせながら、時には手取り足取り指導するなど、自然と熱が入っていく選手たち。体育館には、「しっかりと腰を落として」「体の軸に意識を集中」「必ずボールの下に入ってトスをするように」などなど、生徒たちへアドバイスを送る選手たちの声が響いていました。
今年は、14名の新入生が入校。昨年までの継続生28名を合わせた計42名が、原秀治ヘッドコーチと、JTサンダーズのOB選手たちによる指導のもと、2010年3月までの毎週土曜日、猫田記念体育館で練習に励みます。


インタビュー


原秀治ヘッドコーチ
昨年は、「第11回全国ヤングバレーボールクラブ男女優勝大会」で3位の成績を残しました。もちろん今年の目標は、同大会で優勝することです。5〜6月は基本練習をメインにしっかりとチームの基礎固めをしていき、その後は徐々に試合を想定した練習を始めていきたいですね。
そして、技術面とともに生徒たちへ伝えていきたいのが、バレーボールの醍醐味。その醍醐味を頭だけではなく体でも感じてほしいですね。そうすれば、よりバレーボールを好きになるし、より長くバレーボールを続けたいという想いにつながると思うんです。『トップス広島バレーボール学校』の目的のひとつは、バレーボールの普及・強化。ヘッドコーチとして、未来のVリーガーはもちろん、少しでも多くのバレーボール選手を育成していきたいですね。


國近公太選手
一人のVリーガーとして、未来のVリーガー育成にも力を入れている『トップス広島バレーボール学校』の活動は、とても意義のあることだと思います。自分自身も中学生のとき、Vリーガーに指導を受けたことがあります。技術的なことはもちろん、バレーボールの楽しさや奥深さなども肌で感じたことを今でも覚えていますね。これからも、JTサンダーズの選手として、生徒たちにバレーボールの楽しさなども伝えていきたいです。


塚崎祐平選手
少しでもバレーボールの楽しさを伝えられればと思って指導にあたりました。Vリーガーから直接教えてもらうことは、生徒たちにとって、とても貴重な体験だと思うし、刺激にもなるはずです。今後も、『トップス広島バレーボール学校』の生徒たちの中から一人でも多くのVリーガーが誕生するように、JTサンダーズの選手として協力していきたいですね。



トップス広島バレーボール学校とは?
トップス広島バレーボール学校』は、2000年4月に旗揚げされた『広島トップスポーツクラブネットワーク(略称:トップス広島)』の活動の一環として開校しました。『トップス広島』は、「スポーツの素晴らしさ、楽しさを共有して、夢と潤いのある広島の実現、地域の活性化に貢献すること」を目指し、JTサンダーズサンフレッチェ広島、ワクナガレオリック、広島メイプルレッズ広島ガスバドミントン部、NTT西日本広島ソフトテニスクラブ、中国電力陸上競技部コカ・コーラウエストレッドスパークス広島東洋カープの8競技・9チームが参加しています。
2002年の開校以来、バレーボールの普及・強化に力を入れてきた『トップス広島バレーボール学校』には、バレーボールに熱い情熱を持つ男子中学生が多数入学。毎週土曜日の練習のほか、バレーボールに関する体験学習やキャンプ、交流試合なども積極的に行っています。卒業生の中から、全日本ジュニアの候補選手を輩出するなど、バレーボールの普及と同時に、未来のVリーガーの育成にも力を入れています。

『トップス広島バレーボール学校』の開校式に、JTサンダーズの選手たちが参加しました!