開催時期について2

今日は「リーグを中断して・・・(云々)」についての意見を書こう。



リーグを中断した時期に開催するこの大会に、意味があったかどうかなんてチーム各々の都合だし、取り組み方、意識の仕方だと思う
どのチームも、ファンがどうこう思っている以上に真剣に取り組んでいたと思う。


もちろんベストにチームを仕上げて、賞金を貪欲に取りにかかってくるチームはいいのですが。
多くのチームが意識していたのは、リーグ後半あるいは開幕前に向けての「テスト」だ。
1、新しく取り入れたシステムをテストするチーム。
2、主力にケガ人が出て若手をテストするチーム。
3、怪我をしていた主力を復帰させてテストするチーム。
4、遅れて加入してきた外国人選手をテストするチーム。
など、チームの状況によってさまざま。


1の例は、PFU。左躍さんに監督が代わって、以前の”フラット6”からVの字に並ぶレセプションに変わった。”V6”とでも言うのだろうか? いや、なんだか違う様な気がする(笑)
2の例は、トヨタ車体。あまりしっかり見ていないのですが。いろんな事情があるだろうから「大会を捨ててリーグに備えた」と言われるのは心外なのでは? 正解かどうかはリーグの最終順位で判断すればいいんじゃない。
3の例は、JTサンダーズの直弘。肩痛と右足首(着地するほうの足)のケガで出遅れてました。初戦の立命館大学戦こそこわごわやってて力を発揮できなかったが、3回戦からはフル稼働。優勝の原動力になりました。もうリーグへ不安はないでしょう。
4の例は、東レ女子のベティーデンソーのシンディーのドミニカ共和国コンビ。オリンピック予選があったために年明けからの参戦になったが、例年ならリーグへブッツケになったところを実戦でテストすることができたのことは大きなプラスになるはず。ベティーは優勝のシンデレラになったし、シンディーもリーグに向けての課題が見つかった。
FC東京のように経験だけでも大きなプラスになったチームもあった。
逆の意味でサントリーも貴重な経験をしたと思う。これを活かして奮起してくるはず。
JT女子は100万円貰えたことだけでも立派な収穫でしょう。


そんなこんなで、意味のない実戦などない訳で。
「ちょっと変えてみたら論」は大いに結構ですが、「やめろ論」はどうかと思います。