エステスvs眞

朝から冷たい風の強い日。
試合開始の2時間前には開場していたそうですね。
体育館からメールを頂いたときには、まだ家でくつろいでました。地元の特権(笑)
原付で15分。13:20頃到着。
私は近いけど、各チームのサポからは「遠い、遠い」のブーイング。
八尾の延長みたいに思えば遠くないのでは・・・ウソです(笑)

2006/07Vプレミアリーグ 女子大会第8週初日
県立橿原公苑@奈良

第1試合 14:00
武富士3−2デンソー
28-30.14-25.25-22.25-18.17-15

公式記録はVリーグサイトヘ(PDF)
http://www.vleague.or.jp/

どちらのサポにも知り合いがいるので、中立の立場で車体サポと一緒に隅っこで観戦。
両チームともそこそこパフォーマンスも良く、作戦面でもたいへん面白い試合でした。

デンソー

今シーズン、初デンソーでした。
成績が示すとおり、今年は攻守に亘ってバランスのいいチームになりましたね。
昨年までの”打っても打っても決まらないデンソー”からは脱却してきているように思います。


センター井上と矢野できっちり切れるのが攻撃面での強み。
眞が逞しくなりましたねぇ。決めて欲しいところで決めてくれる選手になってきましたよ。
ブロックも全体的に強いですね。特に1枚の時に強い印象。手の出し方が良いんでしょうね。
横山のセッターながらのあのブロック力は全日本に欲しいと個人的に思います。
それとやっぱりリベロ桜井。本人のパフォーマンスはもちろん、感心するのは指示。
ルーズボールをあれだけ的確に、あれだけいいタイミングで指示できないですよ、ふつうは。
レシーブがうまいだけのリベロが多い中で、指示がきっちり出来るリベロは希少。


横山が眞にこだわりを見せるのは、ハートの問題ではなくてライトのケニアがチームにまだフィットしていないからでは?と見る。
今日の試合に限れば、第3セット終盤の眞を下げて細田と心中する作戦ファイナルセットのエステスvs眞の打ち合いを嫌ってローテを半分ずらす作戦がうまく嵌らなかった*1ことと、個人で言えばケニア細田がもっと使えたらストレート勝ちもあったかな?と思います。

武富士

2セット取られた時点で、タイブレイクに持ち込んで”エステスvs眞”の打ち合いを申し込む以外に勝機なし。
まさそれに嵌った今日の勝ちでした。
センターをことごとくケガをしてパフォーマンスが落ち決め手が欠ける中、ウイングが頑張らないといけないにもかかわらずそのパフォーマンスもイマイチでしたが。
武富士の対策は、サーブでエステスのバランスを崩して、吉澤をリズムに乗せず、ルミ劇場やトミ劇場*2の時間を作らないこと。
今日は崩されそうになりながらも良く耐えました。今日の勝利は大きいと思いますが、明日以降も苦しい戦いが続くことになるでしょう。

*1:13点ぐらいのときはエステスが後ろで眞が前だったけど、デュースになったらエステスが前に来て眞が後ろになってしまった

*2:田向が出場すれば応援席でこのゲーフラが上がります