世バレ1次予選神戸

バレーを見るにはよい雰囲気

世界選手権の1次ラウンド・プールC神戸大会に行ってきました。

世界選手権1次ラウンド3日目 グリーンアリーナ神戸
ブラジル3−2オランダ
プエルトリコ3−2カザフスタン
アメリカ3−0カメルーン


第1試合の途中から観戦。
思ったよりお客さんが少ない。小中高生の動員があって、おしゃべりが多かったり、子どもが走り回ったり、スティックバルーンで叩いて遊んでいたりして、もっとうるさいのかと思ってました。
オレンジのシャツを着たオランダ人&そのお友達の日本人軍団をエンド側に発見。
時には声を出して、時には立ち上がって、タイムアウトにはウエーブを煽ったりしてましたが、プレーが始まると応援をやめて試合をちゃんと見ている。
ヨーロッパはスポーツを見る文化がちゃんと成熟しているから、試合中も男女問わずみなジェントルだ。
日本人はこういったことができていない人が多く見られる。これらを知って実行してほしい。


前置きが長くなりましたが、今日の注目選手。

ブラジル レフト#10ゴンザーガ・ウェリサ選手

スタートは#3マリが出ていたそうですが、途中出場。
高さはないのけど、力強さと技術でオランダの高いブロックからワンタッチを取ってチームの勝利に貢献。
24歳と若いし、これから相手にとって嫌なプレーにもっと磨きをかけてくるんだろうなぁと思うとちょっと・・・

カザフスタン レフト#13パブロワ・エレナ選手

世バレパンフのカザフスタンの写真。お化粧してポーズとってスチールで。アメリカ並みに気合入れて撮ってんなぁ(笑)
そんなことはともかく、久々に出ました”一足ジャンパー”です。
同じポジションでは大阪国際大学のレフト#24眞崎晶子選手(1年・四条畷学園)もそうですが、
いつ見ても「よーあの踏み切りでジャンプできるなぁ・・・」身体能力を見せ付けられます。
それでもってライトにブロードも走るんですよ。もちろん一足ジャンプではありません。
地肩は強いし、スマートなフローターサーブは高さがあっていいし、レシーブもそこそこいいし。
日本のバレーにも絶対合うと思います。スカウトのみなさんどうですか?

プエルトリコ レフト#9クルス・アウレア選手

スパイクジャンプ310cm。凄い身体能力です。
ジャンプサーブも弓のように撓ってます。攻撃もどこからでも跳んできます。
キャプテンだけあって攻守に渡ってチームの起点なっている選手です。
この選手もヨーロッパに行っていなかったらお買い得だと思います。

カメルーン レフト#1ヌコット・レベッカ選手

アフリカ人独特の凄いバネを”時々”見せてくれます。
一発目のザンピングサーブ”だけ”もの凄いです。
レシーブは上げることができます。ブロックも10年前のユディーよりはうまいです。
試合に敗れて落ち込んでいる他の選手をよそにひとり踊ってた、陽気な22歳です。
ケニアのようにちょっと鍛えればかなり凄い選手になると思います。
また見たい選手の一人ですが、見る機会があるかなぁ・・・(苦笑)

カメルーンチームの第3セット開始前です。


DJがセット間に意味なく客を煽ったりしないし、会場みんな試合をちゃんと見てるし、
ゲームを楽しむには最高の環境&プレーの数々でした。


来週の大阪市中央に行ってみようかな(←休暇代替申請中)