「頑張れ!」の効果

 昨夜のテレビ「とんねるずのみなさまのおかげでした」の食わず嫌いをみてました。ゲストは松岡修造と福原愛。その中で興味深い話をしてました。

 福原愛の話で「声援はありがたい。力になるし、気合も入るし、集中できるし。」しかし、
 「苦しい時、こっちだって頑張っているのに『頑張れ!』といわれるとムカッと来る。」
 これに松岡修造も「これは少しの期間でもスポーツを真剣に取り組んでいた人なら誰でもわかること」だと言ってました。私もそう思います。
 またマラソン選手がテレビでしていたコメントでも、似たようなことを言ってたのを思い出しました。
 「ただ単に『頑張れ!』だけよりも、名前を呼んで応援してもらった方が嬉しい」

 私は試合になると熱くなるので、コートに声がなくなるとより大きな声を出すのですが、展開が苦しくなればなるほどその声の大きさが過剰になり暴力的になってしまうきらいがあります。頭では解かってはいるものの、八尾の時のようなボロボロの試合を見せられるとなおさらです。
 だから最近はもう途中で声を出さないようにしています。負け試合では私の声は暴力でしかないらしいです*1

 私はよくブロックされた後などに「やってることは間違ってない。大丈夫!」と言います。守備や攻撃の形が崩れた時には「自分達の形で攻めよう。自分(達)を信じろ!」といいます。

 声援は・・・
 単なる「頑張れ!」だけでなく、具体的かつ簡単に。できれば名前も付けて。
 「大丈夫」とか「前向きに」とかが安心できていいらしいです。

 明日からの4強を懸けた2試合、みなさんも”具体的”に応援してあげてください。

*1:八尾で私の横で見ていた元選手が言うには、そうらしいです